エボのO2センサーをDIYで交換する!

うちのエボ7GT-A、以前からチェックランプがついたり消えたりしていたので、友人の協力を得てO2センサーを交換しました。
(※「交換してもらった」が正しい)

1.交換前の症状

実は納車直後よりエンジンチェックランプがついていたのです。

症状は、完全に温まっている状態で・ブーストがきっちり掛かるぐらいに踏んで(高速道路走行やワインディング等)、その後しばらく巡航速度にするのに浅く踏んでるとチェックランプがつき、
しばらくおとなしく走ってると消える。
ずっとおとなしく走ってればつかず、エンジンかけてすぐに回したり、ブーストをかけるために低いギヤで引っ張ってもつかない。

という症状でした。

エアフィルターやマフラーは変えてますが多分関係ない程度のもの。

  • 既にやってみた対策として、
  • フューエルワン等の洗浄剤 → 特に効果なし
  • ISCV清掃 → アイドリングは安定した
  • エンジンコンディショナー → 特に効果なし
  • プラグ交換

などを行いました。

チェックランプの内容を聞いてみると
「燃料を濃くする方に調整限度を超えている(=薄い)」とのこと。

近くのディーラーに2度ほど車を預けても「症状が再現しない」と言われ、
車検の時に明確に「なおしたい」と伝えても何もしてくれず。
「O2センサーかもしれない」が「はずせるかわからない」なーんて弱気なことを言う始末。

費用は工賃込みで4万ぐらいとのことですが、
このディーラーは信頼できないと判断し、自分でかえることに。

2.O2センサーの調達

そもそも純正のO2センサーって2万ぐらいするじゃん。
安いのないの?

と思って検索してたら、汎用品を見つけました。

6500円! 純正品の1/3の値段!

でも汎用品とかコネクタ合わんやろ。どうするんや?
と思ってよく調べてみたところ、「純正のO2センサーの配線をぶった切って同梱のコネクタを自分で接続しろ」という製品の模様。

適合表でもこの(型番)がエボに適合するようですし、
みんカラとか見てみたところ、実際にエボに使用している人もいるみたいなので、これを購入。

3.ただしい交換方法。

O2センサーを購入したはいいものの、正しい交換方法が

  1. 遮熱板とアンダーガードをはずし
  2. クーラントを抜いてラジエターをはずし
  3. O2センサーソケットを使用してO2センサーを交換し、
  4. ラジエターを戻してクーラントを入れる

という手順。
しかもO2センサーソケットも買わないといけないし、固着してるだろうから自分で外す自信もない…。

なので、お友達に助けていただきました。

4.実際に交換する

O2センサーソケットなどないとのことで、どうするんかな?と思いましたが作業開始。

1.遮熱板とアンダーガードをはずし

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2.22mmのなるべく長いコンビネーションレンチを買いに行き

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3.O2センサーをはずしてつける。

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いじょうでーす。()

なるほど確かに、ちゃんと緩めて締めることができればO2センサーソケットなんて必要ないですし、
O2センサーソケットを入れる必要がなければ、干渉しないからラジエターを外す必要もありませんね。

が、ラスペネを吹きまくったりしても私の力ではびくともしませんでした。
ありがたいことに友人が3人も協力してくれた(というか遊びにきてくれた)ので、
最も膂力のある人にゆるめてもらいました。

今回は一番近いホームセンターにコンビネーションレンチしかなかったので、
ちょっとなめつつもコンビネーションレンチで脱着しましたが、
本来は22mmのフレアナットレンチがあれば、もっと確実に交換できる。とのこと。

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フレアナットレンチならO2センサー交換以外にも使えることもあるでしょうし、
エボのO2センサー交換する人は、これ買えばいいんじゃないですかね。
クーラント代浮くし。

5.配線の接続

このボッシュ独自のギボシみたいなコネクタみたいなやつ、買ってみても全く配線方法がわからなかったんですが、
説明書を見ながら実際に交換して、やっとわかりました。

ので、手順を説明します。

1.純正のO2センサー配線が、黒・黒・青・白の4本

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2.ボッシュのO2センサーの配線が、配線が白・白・黒・灰の4本

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この時点で、2本ずつになってる黒と白がつながることがわかる。

3.説明書を見ると、白と青と黒のO2センサーは「Type B」しかないので、黒・黒→白・白、青→黒、白→灰 に繋げ。

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4.ちょうどいいところで配線をぶったぎって皮膜をむき、説明書の写真の通り、配線を通す。

(読まない。写真見たらわかる。)

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穴にぶっさして、ネジになってるので締め込めば間に挟まっていく。

5.反対側も接続

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6.ケースをパチっとはめる

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7.切り取った時に余った遮熱用のチューブをこんな感じに切り刻んで

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8.テープ適当に巻いてエキマニの熱対策にしておく

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なるほど。

ねじ込み式ターミナル4つが防水ケースの中に入ってる、みたいなイメージですね。
しっかり閉まってれば抜けることはなさそうです。
少なくともギボシ4個よりは接点箇所や防水、絶縁の面で有利そうですね。
どうしても気になる人はコネクタの端子ターミナルだけ買ってきて、コネクタのシェルだけすげ替えればいいと思います。

ちなみにエボの4G63は、O2センサーのコードが何故かプラグキャップカバーの中を通っているため、接続点はこのへんになりました。

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6.結果

チェックランプはつかなくなりました。症状完治です。
それからかなり高速道路を走ったり踏みまくったりしていますが、1000kmぐらい走って今のところ出ていません。

それ以外にも、若干不安定だったアイドリングが落ち着いたり、お陰で少しだけアイドリング回転数が下がったりもしました。

汎用品でもなんの問題もないみたいですね。

おかげ様でディーラーで交換する場合の1/4でなんとかなりました。
力を貸してくれた三人には感謝感謝ですね。

汎用のO2センサーとか大丈夫かよ??とか思ってる人も、交換方法さえわかれば怖くない気がしませんか。
試しに買ってみるといいですよ。

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