CBR600Fを買ったはいいが、そもそも小柄なせいで
結局どんなバイクに乗っても足つきが悪い。
というわけでローダウンをします。しました。
その顛末をここに記します。
まず、前。フロント側。
買ったときからもともと、こんな感じのハンドルアップスペーサーが入ってました。
フォークを突きださないと装着できないタイプ。
つまりフォークを突きだしてある分、もとからフロントは下がってるのです。
なので、リアを下げます。
で、後ろ。
CBR600Fについては、CBR600F4iと同じフレームのため、
国内の各種アフターパーツメーカーからローダウンリンクのラインナップは存在します。
が、高いので例によって海外から直接調達することにします。
もともと以前SV400に乗っていたときですら、
ebayでイギリスからわざわざローダウンリンクを取り寄せて車高を落としていました。
(※ちなみに CJ Accessories てトコのSV650/S 98-02用 lowering kitをつかってました。ebay.co.ukで探すとよい)
なので例によってebayで「CBR600F4i lowering kit」で検索して出てきた一番安いものを発注。
もちろん(?)メイドインチャイナです。Guangzhou, China。
(※海外で言うCBR600F4iは北米向けダブルシート仕様車です。国内のCBR600F4iと同じ見た目の輸出用車種は「CBR600FS」です。)
お値段はたった16.42ドル、つまり約1700円で全世界送料無料。
しかもA7075材(超々ジュラルミン)って書いてある。
一体どうやって採算がとれているのか。
むしろ本当にA7075なのか
そんなヤバげな心配を黙殺して発注し、国際書留で9日で届きました。
Guangzhou、つまり広州なので広州白雲国際空港から飛んでくると思ってたのに
途中、トラッキングでロケーションが「北京」って出て更に心配になりましたが、
まあ、気づかなかったことにします。
北京の物流会社の倉庫から直送してるだけみたいでしたし、
届いた物がなんとなーくジュラルミンっぽい感じで精度も問題なかったので。
で、サクっと交換。
これ自体はただのリンクプレート交換なので、なんということはありません。
1.センスタであげて、
2.邪魔なステッププレートやチェーンガードをはずし、
3.リンクプレートに刺さってるねじを全部はずして、
4.リンクプレートをはずして、さしなおす。
だけ。
ほんとは下側の板じゃない方のリンクも半抜きにしないとボルト一本抜けなかったりしたのでもうちょっと手順は多いですけど。
新しいリンクプレートをはめるのに、リアタイヤの下に木の板や古タイヤを突っ込んでかさ上げしたり。
リンク単品の比較はこんなん。
穴の位置が3つあって、純正車高、1.5インチダウン、3.5インチダウンと選べます。
普通に考えて1.5インチダウンの真ん中の穴を使います。
装着した図。
ローダウン状態では減衰調整ダイヤルが回せなくなることが判明しましたが、まあ、そういうこともあるでしょう。
交換に際して、
ボルトやナットまで工具が届いたり届かなかったりするので、持ってる工具が少ないと苦労するかも。
あとF4iの人は知らん。メンテスタンドもジャッキも要りそう。
結果としてはその後300キロほど走ってみましたが、異常はなし。
もともと不自然にフロント下がりになってたので、ちょいリア下がりになって格段に乗りやすくなりましたとさ。
足つきも当然、劇的に改善しました。
その後友人が前後ともプリロード・減衰ぜんぶいじって、ハンドルをこじって乗るスタイルに対応したセッティングにしてくれました。
ここまでやると、もはや別のバイク。とても快適。
後日タイヤも(自分と)相性最悪のパイロットロード(前PR2/後ろ初代PR)からロドスマ2に交換してゴキゲンです。
ミシュランのタイヤはこじった瞬間すっぽ抜けるからアカン。
案外クソ安物のリンクプレートでも大丈夫なもんだということがつかめました。
が、バクチはバクチですね。気をつけましょう。
みなさんも日本であんまりない車種のローダウンリンクを探すときは、ebayとかで「lowering kit」で探してみるとよいかもしれません。
その際は必ずPayPalで決済すること。
よし、次はマフラーの軽量化とシートのあんこ抜きだ!徹底的にやるぞ。
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